長男が逝ってから映画を3本見ました。このままではいけない(badの意)との思いからの行動だったように思います。元々映画は好きです。ここ数年は年間に20本以上見ています。
日付順に12月22日 ”アバター ウェイ・オブ・ウオーター” 12月26日 ”Dr.コトー診療所” 12月28日 ”ラーゲリより愛を込めて”
それぞれ感じたことを書いていきたいと思います。先に言っておきますが、感情が揺れまくっていますので、かなり的はずれで、自己中心的なものになっていると思います。
まずは ”Dr.コトー診療所” 時系列ではありません。”Dr.コトー”についてはネタバレありです。注意してください。
”Dr.コトー診療所”
離島の牧歌的な風景と人間話が続きます。とっても素敵です。あこがれます。が台風により話が一転します。崖崩れによる被害と、以前からの病気等によって最終的に4人が死に面します。今から語る場面では2人が死に面していました。心停止のおじいさんと,後から運ばれてきた心筋梗塞のおばあさん。
先に取りかかっていた心停止のおじいさんの救命のため,心筋梗塞のおばあさんは何の処置もされません。心筋梗塞は一刻を争いますよね。他にも多数のけが人がいました。
「誰一人死なせない」 美しい言葉
心臓マッサージを続ける研修医が叫びます。「先生 トリアージを」それに対するコトー先生の答えが「誰一人死なせない」でした。 綺麗な言葉です。
倒れるDr.コトー(彼は急性骨髄性白血病でした),切迫流産を起こしかけた”Dr.コトー”の妻である看護師。心臓マッサージを諦める研修医。そして彼は思いを叫びます(私にはかなり響きました)。
絶体絶命ですよね。
そのとき,医学部中退の,そして医学から逃げ続けた島の若者が,意を決して心臓マッサージを引き継ぎます。
そして す ぐ に 蘇生しました。
2週間前,長男に対して心臓マッサージを行い,そして助けることができなかった者にとっては,非常に複雑な思いを感じる場面でした。
大団円
その直後,倒れていた医師による,人工心肺装置なしでの,心臓バイパス手術。無事成功。切迫流産が迫っていた奥さんは無事出産します。急性骨髄性白血病で一度は倒れたDr.も快復します(おそらく)。「誰一人として死ななかった。」素晴らしい結末です。
ちなみに私の父は急性骨髄性白血病により,発病後2ヶ月足らずで亡くなりました。それまでとっても元気だったのに・・・ 長男やクロとよく遊んでくれたのに・・・
研修医の叫ぶ「 先生,トリアージを! 」 が 心に残ります。
ごめんなさい
感情が揺れまくっていますので、かなり的はずれで、自己中心的なものになっていると思います(再掲)。
「誰一人として死なせない。」美しい言葉です。でもそれを素直に聞くことのできない自分がいます。 今はだめです。 今後一生だめかもしれません。
「 ご め ん な さ い 」
誰に対して謝っているのでしょう。よく分かりません。
でも「ごめんなさい」です。そういう思いです。
映画の感想を3本書くつもりでした。
でも、ダメです。 後日にします。