外の世界を歩きました。ずいぶん久しぶりのことのように感じてしまいます。桜の花がきれいでした。
美しい桜たち。これはその土地の、ある一家が育てて、整備していったものだそうです。ここまで育てるのに、一体どれくらいの年月と労力がかかったことでしょう。個人が行えることの凄さと素晴らしさに感動しました。
外の世界はいいですね。
3月はじめには梅林を見ていました。こちらも素晴らしかったです。
梅から桜、季節の移ろいを感じます。
3月5日 梅林
3月5日、クロの調子がちょっとよくなってきた頃です。家族で近くの梅林に行きました。近くに住んでいながら、家族で行ったのはこれが初めてでした。自分自身はおそらく小さな頃に行ったことがあるとは思うのですが、記憶の中には残っておりません。妻は初めてだったそうです。
自分の住んでいるところからは、車で25分ぐらいのところにあります。素敵な場所は近くにあるものですね。
この梅林の存在はずっと知っていましたから、今まで来なかったことが、ずいぶんもったいなく感じました。
おまけに記憶に残っていないだけで、小さい時に来たことがあるはずなのです。その時から、おそらく50年近くはたっているのでしょうか。あの時の自分は何をおもったのでしょうね。自分の中の、価値観の変遷を感じます。
3月30日 桜
義母が枝垂れ桜の隠れた名所を教えてくれました。クロが亡くなって4日、ちょっと動けるようになりました。義母を交えた家族で行ってみることになりました。
素晴らしい桜です。自分の心が洗われて行くのが分かります。
沈んでいた心が弾んでいくのがわかります。
桜の美しさは、日本人の心に刻まれているのでしょう。
心に染み入る美しさです。
でもこれって日本人だけ?
世界の人々も、これを見れば同じように感じるのではないでしょうか。
人類普遍の美しさのように思います。
素晴らしい桜を見ながら、アップダウンありのところを結構歩きました。
それにしても、これだけの桜をある一家が整えていったというのです。
「人間って素晴らしい。」
ありきたりですが、私の表現力ではこうとしか表せません。
来年もまた来ようと心に誓いました。
梅と桜。どちらも我が家から車で20分ちょいのところにあります。
ちょっと前に友人が言いました。「地元には何もない。」
その時に何も言えませんでした。
でも自分が気がつかなかっただけで、素晴らしいものがすぐ近くにありました。
あの時の自分を恥じましょう。
桜のすぐ近くです。こんな光景も結構好きです。
その気になれば、誇ることもできるように思います。
季節は移ろっていく
椿の花が咲いています。そろそろ終わりにかかる頃でしょうか。
田んぼにも水が入るようになってきました。
タンポポの花も少し見られるようになって来ています。
びわの木が新しい葉を展開し始めました。
確実に季節は新しいものに移り変わっています。
世界っていいものですね。
この2週間、ほとんど外の世界を見ることがありませんでした。