つれづれ日記

時間はなぜ60進法なのか 氷解した長年の疑問

 時間はなぜ60進法なのでしょうか。ずっとずっと疑問でした。
人類は基本的に10進法を使います。これは簡単に想像できます。人の指が左右合わせて10本だからです。円が360度というのも分かります。一年が約365日だからです。でもなぜ時間は60進法なのでしょう。これを疑問に思い始めたのはいつの頃だったでしょうか。長い間の謎でした。
 このご時世です。ネットで検索すればそれらしい答えがすぐに出てくることでしょう。でもそれはあえてしたくありませんでした。しなかった理由は何なのでしょうか。「自分で考えたかった。」それに尽きるのでしょう。

時間はなぜ60進法なのか
ネットで検索してみました。60という数字が神聖だから。などなど、いろんな説が出てきます。そういえば思い出しました。これら、検索したことがあります。参考にならなさ過ぎて、検索したことすら忘れていました。  後日 記

思いついたのはひょんな事から

 県外から帰省していた次男とよもやま話をしていたときです。次男が言いました。「地球は完全な球ではない。どうしてか?」いっちょ前に私に問題を出してきます。「赤道方向が長い,地球の自転による遠心力がその理由。」私は理系であります。地球の周からメートル単位の話になりました。
 地球一周の4万分の1を1メートルと決めた。素晴らしい単位である。誰がこの単位に文句をつけることができようか。
 でもアメリカやイギリスはどこかのおっさんの足の長さを単位にしているよ(feet)。メートルを使う気はないようだよ。(わがままな!)
 などと話をしているうちに唐突に頭に浮かびました

丸い(円い)ケーキを切るにはどう切るか

 丸い(円い)ケーキを切るにはどう切るか。まずは4つに切るはずです。じゃあ次はどう切る。切ったものを2等分するか,3等分するかです。 

         円の切り方

現行人類は3つに分けることを選んだのです。その結果円は12等分されます。

     12等分された円

 それをさらに細分化するにはどうするでしょう。人間の指は5本です。細分化するときに人は5つに分けたのです。
 12 × 5 = 60     60進法です。
だから時間は60進法だったのです。(個人の考えです。違っているかもしれません。)

長い間の疑問の氷解

 長い長い間の疑問が氷解しました。考えても考えても思いつかなかった答えが,次男との四方山話の中で,メートル単位は美しいから,唐突に頭に浮かびました。答えが出るときってそんなものかもしれないですね。

・ニュートンは「リンゴが木から落ちるのを見て,万有引力の法則」を思いついた。
・シラードは,信号が青になったので渡ろうとしたとき,「核連鎖反応」に思い至った。核分裂の発見の6年前のことです。原子爆弾はここから始まりました。

 自分のはそんなにたいそうなものではありません。でも眉唾物に思っていた偉人たちのエピソードが,現実味を持って分かるような気がしました。
 
 考えて,考えて,考え抜いたことは,ほんの些細なきっかけで答えが出るものなのですね。ちょっとした(むちゃくちゃ大きな)驚き体験でした。

ABOUT ME
てん坊
てん坊です。まわりを田んぼにかこまれた,田舎に住んでおります。2022年末にリタイアしました。いろいろな思いをゆっくり綴っていきたいと思います。

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